時間が取れない中、少しの空き時間を利用してGoPro HERO5とNikon D7200の動画撮影時における手振れ補正の具合を見比べるべく撮影してまいりました。
同時撮影するために適当にこんな感じで両カメラを固定して、これを持って歩いてみます。
D7200の手振れ補正はレンズ内補正のVRシステムになります。
レンズはニコン純正DXレンズの”AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR”で、GoProの画角に寄せるためにズームはワイド端の16mmにしてVRはノーマルモード、マニュアルフォーカスで前方20メートル位置ぐらいにフォーカスを合わせます。
EV設定は前回と変わりませんが、D7200のコントラストは若干甘めにしました。
いろいろ撮ってみましたが、どれを見ても結果は明らかでやはりGoProに軍配です。
べつに性能を競ってるわけではなくアクションカメラとしてどれほどの補正精度があるのかが見たかったのです。
D7200のレンズのVR性能は基本、写真を撮るときにベストな状態で性能を発揮するもので、暗いシーンでもより絞り値を絞り込めるということが本来の目的でもあります。
ですから動画専用のしかも手振れが当たり前のアクションカメラに特化した電子式の手振れ補正にかなうとは思ってませんでした。
ただD7200の方はこれで補正されてるの?と思うような動きでしたが、カメラを左右にパンさせた時に明らかにそれらしき動きが見てとれました。
レンズシフト方式は回転方向には対応していないので、縦横の動きに対しては有効なのかと思います。