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クリーニングキットを使い倒そう

投稿日:2011年7月21日 更新日:

ニコンD7000のローパスフィルター(LPF)にゴミの付着を発見してしまい、おまけに台風の影響でせっかくの休みだというのに何処に行く気にもなれず、本日は塞ぎこんでおります。

LPFのゴミにショック! | hanoshi

実は本日早朝、日の出撮影を決行しようと0300時に家を出て滋賀県大津市の湖岸まで走りました。

もうしばらくはLPFに油が付着してしまう可能性があるとするなら、このさいシャッターを切りまくってみようと思ったのですが、当然今日はガッツリ厚い雲が日の出をさえぎってしまってました。

せめて雲の切れ目から面白い模様でも望めないかと0500時まで粘ったものの、ただどんよりとした薄暗い景色しか見れません。

結局そのまま家にとんぼ返りです。

 

…そこで…やってみることにしました。

そう、自己責任ってやつ。

LPFを自分でクリーニングしてみようと…

実はニコンのクリーニングキットはD80を所持していたころから持っていました。
ただD80では必要としなかったわけで…

lpf_clean01

まさかD7000を購入して間もなく必要とされるとは思ってもみませんでしたが…

クリーニングキットには説明ビデオのDVDが付属しています。
非常に分かりやすく、これを見るだけでも十分なんですが、一応ネットでも「撮像素子 クリーニング」とかで検索して色々と情報収集したうえで決行です。

gomi_kensyutu

あらかじめゴミの様子を撮影しておきます。

標準ズームをテレ端でフォーカスを無限大、F値を22にして真っ白な対象物から10cmの距離で撮影します。
するとはっきりと何かの付着物が確認できました。

lpf_clean02

さてさてこのLPFですが、ミラーを上げるとこんな感じです。
ストロボ光が反射して虹色に光ってますが、人間でいえば網膜がCMOSセンサーでその前に鎮座するこの綺麗なLPFは角膜といったところでしょうか。

ここへ棒を突っ込んで直接掃除をするのは結構勇気が要ります。
いや、数年使用したカメラならまだしも先月買ったばかりですからね。
万が一これが原因で故障しようものなら修理費に5・6万円はかかるでしょうね。

そんなこと思ってても仕方ないので実行!

棒にシルボン紙を巻きつけるのが結構難しい。
棒がLPFに直接接触しないようにシルボン紙を巻くことが大事。

適量の無水エタノールを浸み込ませて、LPFの中心から円を描くようにゆっくりとまわしてみる。
何が難しいって、円から四角になるところ。
とくに角の4隅がうまく拭きとれません。

シルボン紙は一回使いっきりで、今回は計10枚ほど使いました。
途中何度かテスト撮影しながら。

gomi_kensyutu01_2

しかし、なかなかうまく取れませんね。

あっちが取れたと思えば、別のとこに現れるの繰り返しでした。

最終的に上記の画像で落ち着きましたが、正直まだ数点残ってます。
ただ目立たなくなっただけです…

 

クリーニングキットを使い倒そうとか言いながら、あんまり使いたくないですね、この先…

やっぱ、怖いですわ(*´Д`)=з

 

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