友人の知り合いが…ってよくあるパターンですが、その友人の知り合いが私の持ってるエアーソフトガンを譲ってほしいとのこと。
それはもう、10年ぐらい押し入れの中に仕舞い込んであるんで動くかどうか。
あ、エアーソフトガンって玩具のエアガンのことです。
なんかソフトって入れるとおもちゃですよぉ、銃器ではありませんよぉ、って頑張って柔らかさをアピールしているみたいですが、実際は危険なものです。
扱い方次第ですが。
…
とりあえずひっぱり出してきました。これ↑
M727:アブダビカービン風。
久しぶりに持ったら重いこと重いこと。
多分実銃より重いんじゃないでしょうか(^_^;)
しかも”エアーソフト”とは言えないぐらいガッチガチにカスタムしてあります。
危険物認定m(_ _;)m
実はこれ動作不良を起こします。
永いことこればっかり使って野山を駆け巡っていたため、スイッチがどうも故障しているようなんです。
フルオート・セミオート・セーフティの切り替えがあるのですが、セミオートにしてもフルオートでBB弾をばらまいてしまいます。
正直こういう不良って予期せぬ危険を招きそうなんで、久しぶりに分解修理をしてみることにしました。
原因は分かっていたのですが、本当に久しぶりなんで、まず分解方法が思い出せません。
しかし触っているうちに次々と昔の記憶がよみがえってきます。
そういや、昔は分解調整なんて何のためらいもなく簡単にやってましたわ。
で、メカボックスと呼ばれる部分を分解してみると、あら懐かしい。
外観もそうですが、中身もほとんどカスタムパーツで固められてます。
純正部品を探す方が難しいぐらいです。
とは言え私はパワーゲーマーではありませんでしたから、パワーを上げるとかいうことではなく、いかに効率よく動くかを追求しながら、それと同時にメカ音の静音化に励んでおりました。
良く見るとメカボックス内にも吸音材を張り付けてます。
問題はこのリード線の真ん中にある黒いプラスチックのスイッチですわ。
おそらくこれが動作不良の原因なんだと踏んでおります。
当然このスイッチもカスタムパーツなんですけどね…。
これを純正の白いスイッチに交換して、あとは慎重に組み上げて終わり。
試し撃ちしてみると思った通り直ってます。
いざ、直ってみるとなんだか手放すのがさびしい気もしますが、この暴れ馬の扱い方を今度のユーザーにきっちり説明しておかないといけません。
危険物認定とは言っても、扱い方次第で楽しく遊ばせてもらえる玩具であるのは間違いありませんから。
今はパソコンの静音化に励んでますが、昔から機械をおとなしくするのが好きだったみたい…