パソコンが一般に普及し始めた十数年前では、今のデジカメのようなコンパクトで高機能なものが出ることはある程度予測できたけど、携帯電話やパッドなるものにまで高画素・高機能化が進むとは思いもしませんでした。
とうとううちにはフィルムカメラなるものはなくなってしまったのですが、やはり未だフィルムカメラにはフィルムカメラの良さがあるのでしょうね。
昨日、棚の中を引っ掻き回してると懐かしいカメラが出てきました。
…
おぉっと、古いデジカメ?
厚みもかなり薄い。
なんちゃって、これフィルムカメラなんです。
コダックの”disk4000”。
ディスクって、フロッピーでも入ってるの?と思いたくなるような名前。
こんな感じで裏蓋を開けるとまさしくフロッピーみたいなディスクがはめ込まれてます。
実はこのディスクがフィルム。
15枚撮りのフィルムです。
ISOは100と200しかなかったらしくて、フィルムをはめるとカメラが自動的に認識するらしい。
残念ながら内蔵電池には電気が残ってません。
当時はリチウム電池をメーカーにて交換していたらしい。
実質使い捨てカメラに近いですね。
それにもうこのディスクフィルムの現像も出来ないみたいです。
はたしてこのカメラ、メーカーは何を意図して開発したのか。
フィルムも小さくて実際あまりきれいな仕上がりとも言えませんでした。
コンパクト兼、手軽さを求めたのでしょうか。
これを分解されているブログを発見↓
コダックのディスクカメラを分解 | みはりんの電池発見ブログ
まあ、なんか贅沢な時代の隠し子的な存在でございます。
ちなみに、ディスクのバーコードをリーダーで読んでみました。
う~ん、特にISOが確認できるとかでもなく製品番号らしき数列が表示されただけでした。
まあ、そんな話…(^。^;)