ジッツォのトラベラーが欲すぃ。
ずいぶん昔に買ったスリックのスプリントMINI_IIでも無理をしなけりゃデジ一APS-Cと標準レンズぐらいなら使えなくもないんですが、最近ハマっているアルカスイス互換化計画からは程遠い三脚です。
コンパクト軽量で気軽に出先に持って行けて、中型デジ一が載せられて尚且つアルカスイス互換が可能な三脚を探していたんですが、行き着くところはやはりジッツォ。
おそらくジッツォのトラベラーともなると、何ぼコンパクト軽量とはいえ、普段私が使っているベルボンとかマンフロットの三脚と同じぐらいの強度・制振性を持っているんではないかと思う。
実際に触れない環境にいるため確認することができないのが現状ですが。
知り合いのハイアマチュアな方に言わせると結局ジッツォを買っておいて間違いないとのこと。
分かってはいますが、今の現状を思うとこれ以上三脚沼にハマれるほどの余裕と自分の将来性が見えない。
で、思うことにしてます。
いつかはジッツォ、その前にフルサイズ(FX)と。
ジッツォはフルサイズカメラを手にしてからのお楽しみにしようと。
結果、購入したのはマンフロットのBefree。
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Befree カーボンファイバー三脚ボール雲台キット
MKBFRC4-BH - Befreeシリーズ | Manfrotto
商品が届いてから思った、色気づいてカーボン製にしたけどアルミ製でも十分だったかも。
足がやたら細い。
すべての足がアルミ製よりコンマ5ミリ近く細い。
最下段のパイプ径は11.55㎜でまるで釣竿。
ガッツリ立ててカメラを載せて、ある程度荷重がかかるとそれなりにホールド感は保てます。
ただ、ねじれに弱そうで、風の強い日に長秒露光などの撮影には不向き。
最下段パイプを出さずに3段構えで立てたら使えるかもしれません。
あくまで「お出かけ用」の気軽に使えるコンパクト三脚なのでこれ以上の贅沢は申せません。
「お出かけ用」であるがゆえに、独特の収納法で折りたたむと格納高が40㎝とコンパクトで、専用雲台がついて1.1㎏と大変軽量です。
それでもって専用スリングバッグも付属してるからうれしい。
一応簡易的な自由雲台ですが、ボール径も小さからず大きすぎず、しっかりと止めるところは止めてくれて使えると思います。
三脚本体はイタリア製ですが、雲台は中国製のようです。
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さて、これをアルカスイスタイプに改造するにはどうすべ?
上の写真に写ってるのはすでに改造済みです。
問題はこの雲台でした。
雲台のベース径は39㎜です。
ボールの上に伸びる棒は、三脚の格納時にパイプとパイプの間からクイックプレートを出す仕様のために、通常の自由雲台より長めのようです。
以上のことを加味して適当なアルカスタイルの自由雲台はないものかと探しあぐねましたが、棒の長さまではWEB上ではわからないし失敗できないのであきらめました。
一番の成功法は、クイックシューにアルカスタイルプレートを取り付け。
↑写真の上はもともとついているマンフロットの200PLというクイックシステムで下はそのクイックシューです。
このクイックシューにアルカスタイルのクイックシステムを取り付けるという二重カメさん作戦。
以外にやっておられる方は多いかと。
ただそうするとこの三脚の場合重量バランスも悪くなり、なんといっても付属のスリングバッグに入らなくなります。
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そこで思い切って200PLを取り外して、直接アルカスタイルのクイックシステムを取り付けることにしました。
200PLを取り外すと専用雲台らしく、雲台ヘッドに切り欠きがあります。
ここへ他メーカーのクイックプレートを載せるのはちょっと心配ではありますが、ボルトに緩み止め剤でも塗って強引に締めることにします。
その姿が最初の写真です。
クイックプレートはSUNWAYFOTOのDDC-60Lです。
もともとベルボンのクイックシューに取り付けて使用していましたが、このBefreeに移植してベルボンにはKIRKのクイックプレートを取り付けることにします。
下の写真は左が純正の200PL、右がDDC-60Lを装着してコンパクトに折りたたんだ状態です。
ちなみに純正の200PLのクイックシューだけを外した状態だと、プレートを外に向けることもなく、もっとスタイリッシュに収納することが可能です。
クイックプレート自体にパイプの形に切り欠きが入っているので、プレートを上に向けてきっちり綺麗に収まります。
それはそれとして、やはりアルカスイス互換化は必須なのでDDC-60Lを雲台に直接固定して完了です。
一応200PLのクイックシューにDDC-60Lを固定した状態と、200PLを外して直にDDC-60Lを固定した状態で付属の三脚バッグに入れてみます。
左は200PL/DDC-60L、右はDDC-60Lオンリー。
200PL/DDC-60Lだとこれ以上ファスナーが上がりません。
DDC-60Lオンリーだと余裕でファスナーが上がります。
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以上でマンフロットのBefree、アルカスイス互換化計画は完了です。
取り付け部分に多少の不安要素はありますが、このコンパクト三脚で高ストレスな状況はありえないと思うので、まずまずの納得感です。
ジッツォはずっとずっと未来にとっておきましよう!
いつかは…