DAWN of the PLANET of the APES【猿の惑星 新世紀 ライジング】が届きました。
リアル猿の惑星。
リアルすぎてちょっと引いてしまう。
それでも所々で元祖”猿の惑星”を意識させてくれてうれしい。
今作は初めから最後まで少しドーンとした重い内容になってます。
別にDAWNとドーンをダジャったわけではありません。
まさに猿の惑星の新世紀となっております。
しかし思うに、題名が「猿の惑星(Planet of the Apes)」ではもう意味合いが変わってきてるような気がします。
元祖は宇宙を舞台に始まったので惑星が意味をなしていたけど、今シリーズは言ってしまえば人間と猿との生存競争。
それぞれが生きるための価値観の違いで摩擦が起こるという、昔から人類がやってきたことの繰り返しともいえよう。
…
撮影技術は本当にすごいとしか言いようがありません。
ビル街の一角を数週間通行止めにしてロケをするなんてところはアメリカならではです。
猿(エイプ)の演技も人間が演じてるとは思えないぐらいリアルです。
とくに”コバ”という名のエイプは最も猿っぽかった。
特殊メイクをして演じるのではなく、CG合成するための機械を背負って演じなければならないのは相当大変なことだと思う。
興味のある人はDVDの特典映像も是非見てください。
撮影の裏側を見ると本篇も数倍楽しめると思います。