いやぁー、ほんと久しぶりに尾道(広島県)へ帰りましたよ。
【TAMRON 28-75】1/250 F8.0 ISO200 75mm
友人と尾道駅で昼の12時に待ち合わせということで計画しましたが、一秒でも早く地元を出たい…いやいや尾道へ行きたい衝動で、私は一足早く朝の8時に到着して旧尾道市街を歩きまわりました。
残念ながら天気は曇り時々小雨。
でも、やっぱり記憶にある穏やかな尾道は健在でした。
…
今回はあえてロケ地めぐりはせず、ちょっと気になる場所を散策してみました。
真っ先に向かったのは尾道城。
【TAMRON 28-75】1/1000 F8.0 ISO200 35mm
尾道水道を悠然と見守る姿とは裏腹に、現状は結構哀しい姿です。
シャチホコが一つありません…なんかもったいないような…。
前回尾道へ帰ったときは、ここが「映画:転校生」の斉藤一夫ん家かぁ…。
って普通の民家をキョロキョロ眺めてたりしたけど、今回は趣向を変えて千光寺公園から望遠で探してみた。
【NIKON VR 70-300】1/400 F8.0 ISO400 300mm
おお、見つけたぞ。
私の記憶が確かなら、あのたたずまいは一夫んちだ。
この千光寺公園にはロケ現場の一つで「文学のこみち」がある。
けど、撮影場所にはもう入れなくなっていた…たぶん。
私の記憶が確かなら…。
【NIKON VR 70-300】1/250 F5.0 ISO400 155mm
この辺はネコの町とも言われるほど野良が沢山いたはずなのに出会えたのはこの2匹ぐらい。
その代わり野犬の群れに出くわした。
さすがに群れとなると怖いものです。
ボスらしき犬に思い切りガンを飛ばしてやったら、なんとか立ち去ってくれた。
【TOKINA AT-X 124 PRO DX II】1/500 F5.0 ISO400 24mm
岩陰で負け犬の遠吠えらしき声がしたけど、
まあ聞かなかったことにしておいてやろう。
猫犬の勢力圏が変わろうとしているのでしょうか。
やはり旧尾道は猫の街であって欲しいものです。
犬は商店街のガイド犬ドビンちゃんにまかせればいい(笑)。
今回はドビンちゃんには出会えませんでしたが…。
しかし、野犬は市としても問題なんではないでしょうか。
千光寺公園内には糞尿があちこちに見られます。
猫って意外と人目につかないところで処理してるみたいだけど、犬は所かまわずって感じですから、匂いも半端じゃなかった。
まあ、猫もたいがい半端ナイけど…。
人離れしていく旧尾道の廃墟をうまく改築したアミューズメントというか、その土地柄を生かした施設を若い人たちが色々考え、提供されています。
【TOKINA AT-X 124 PRO DX II】 1/100 F8.0 ISO200 12mm
中には数々のハーブが咲き誇っています。
りんごの匂い、パインの匂い、ミントの匂いなどなど始めて知りました、いろんな香りがするんですねハーブって。
坂の街の途中にあり、疲れたからだを癒す部屋もあります。
【TOKINA AT-X 124 PRO DX II】 1/25 F8.0 ISO200 16mm
こうしたアーティスティックな改装家屋で展覧やミニシアターなどいろんな催し物が行われてるようです。
先日テレビでここが紹介されてました。
5月には鯉のぼりが数十匹もこの街肌を泳ぐそうです。
千光寺公園へ登るロープウェイから見ると面白いそうです。
残念ながら、もう片付けられている最中でしたが…。
【TOKINA AT-X 124 PRO DX II】 1/20 F8.0 ISO200 17mm
尾道が好きな割には文学にはあまり興味がない私ですが、一応「中村憲吉旧居」も見てきました。
【TOKINA AT-X 124 PRO DX II】 1/13 F8.0 ISO400 12mm
懐かしさ漂う趣のある住まいだなと…。
綺麗に手入れがなされています。
…
ごめんなさい、こんな感想しかいえません;
やっぱりこういうところはその方面の知識に長けた人と来る方が良いかと。
【TOKINA AT-X 124 PRO DX II】 1/30 F8.0 ISO200 15mm
待ち合わせ時間を気にしながら最後に訪れたのは艮神社(うしとらじんじゃ)。
旧市内では最古の神社で境内に生えている楠は樹齢900年だそうです。
「時をかける少女」ではこの神社と楠が幻想的に描かれてました。
尾道旧市街はこれで終わり。
ほんとはもっとゆっくり見て回りたいんだけどね。
わずか4時間の散策でしたが、最近の尾道実情を垣間見れたかなとは思います。
【尾道から竹原へ】へ続く…