この夏に星空を撮影するにあたって、岐阜県のほうにロケハン(下見)に行ってからというもの、なかなか実行にはいきつけません。
かといって行ける機会を只々伺っていたわけでもなく、深夜の暗闇での撮影ということで色々と準備やら調べものやらをしていました。
で、先日とりあえず岐阜ではなく滋賀の朽木という町へ試し撮りとでも申しましょうか、とにかく行って実行してみることにしました。
…
たまたまうまいこと、月齢と天気と休日がマッチしたので…とはいえ正直、月が沈むのは深夜の2時だったのでベストマッチとはいかなかったんですが、星空を撮ってみたいという一心だけでの行動でした。
月齢はココで調べてます→こよみのページ
しかし暗闇で一人きりというのはやはり怖いものです。
歳を重ねるとともに、何に対しても慎重になってしまう傾向にあり、と同時に「怖い」という感情が隠し切れなくなりました(^。^;)
まず一番怖い物、それは「人間」(-"-;)
次に怖い物、それは「野生動物」(><;)
そして…、「お・ば・け」(//▽//)
ええ歳して何言う天然パーマとか言われそうやけど、やっぱり怖いものは怖い。
実際、今回も朽木へ行く途中で、民家の軒先に野生のシカがうろついてるのを何度も見たし、シカが民家まで下りてるってことは、日本で野生動物最強のクマだって降りてくる確率はそこそこあるってことでしょ。
まあ結局無事に撮影は終えたわけですが。
-
今回の撮影は成功かどうかと言えばどちらかというと、まだまだ準備不足だったかなと…
とりあえず一か所でインターバル撮影して300枚は撮るつもりでしたが、カメラのインターバル動作が思うようにいかず、48枚ぐらいで終了してしまいます。
場所を換えて改めて開始してもやはり48枚ぐらいで終了しちゃいます…なんでや!
それに10秒間シャッターを開けて、閉じてから5秒後に次の撮影に入るように設定したつもりが、15秒後ぐらい経ってから次の撮影が始まります。
何か根本的に設定を間違ってるようでした。
それから月の光という光害。
深夜2時ごろには沈むとはいえ、何時までも月光が空を覆うようで、肝心の天の川が確認できませんでした。
そしてそして最強の失敗原因は、夜露。
今の季節、夜露対策は大事だとはネットで読んではいたけど、思う以上にひどい有様でした。
気が付けばレンズはおろか、カメラボディまでビチョビチョ…
まあ、失敗は成功の元とも言いますし、良い経験と思えばいい…うん。
-
家に帰りサクサクっと映り具合を調べてると、非常におどろおどろしい一枚の写真にガビーン!?
うわぁ~、とうとう写ってはいけないものを撮ってしまった!
…???
いや、妙にこの光赤いよなぁ。
あっ、思い出した、自分の頭につけてた赤外線ランプだわこりゃ。
広角レンズだということは分かってはいたものの、まさかここまでは入らないであろう場所で作業をしていた軌跡がしっかり写っちゃったようです。
何はともあれ、よかった(*´Д`)=з
-
ところで、一応何枚かはそれなりに撮れていたので、何となく微妙な動画にしてみました。
EDIUSで無理やり画面をパンさせて動画っぽくしてます(^。^;)
よかったら見てやってください、40秒ほどですm(_ _)m