PC/ソフトウェア

Windows Updateが出来ない

投稿日:2012年11月18日 更新日:

じ、実は…;

職場のVISTA、新しいHDDにシステムを移行して、メーラーの不具合もアドビアプリのビジー問題も解消して、やっと落ち着けるかと思っていたら、今度はメールの送受信に何十分、いやほっておけば何時間もかかるようになってます。

実際には送受信は不可能な状態です。

それと時々PCのシャットダウンに時間がかかる、いやほぼシャットダウン不可能なことがあります。

うーん、いまだ何か問題を抱えてるようです(-"-;)

PCの起動も早くなり、一見シャキシャキと動いているように見えるんですが、たまぁに何かがビジーになってしまいます。

先日インストールしたIntel RST(ラピッド・ステート・テクノロジー)のアプリを開くと、HDDの詳細が見られます。

システムをクローンして起動しているWDのHDDを見てみると、物理セクターが4096バイトになってます。

他のHDD(Deskstar・Seagate)は512バイトです。

…なにこれ?

いまいちわかってないけど、これがいわゆるAFT【Advanced Format Technology】ってやつかな?

今後のHDDの大容量化にともない、従来の物理セクターでは限界があるとかどうとか。

AFTにはOSとデバイスが対応していなくてはならないらしい。

VISTA SP2以降は対応しているようですが、この古びたP5K-Eというマザーが対応しているのかどうかなんてもう調べる気さえしなくなってきました。

実際バイオスは現バージョンで終わってます。

Release 06/19/2009 Version 1035

Intel RSTはこのドライブを問題としていないのですが、それ以前にそもそもこのシステムにこのWD5003AZEXというHDDは不釣り合いかもしれません。

何も考えずに買っちゃったからなぁ…

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んで、家のWin7のマザーP7P55Dの最新バイオスを調べてみたらなんと2012/11/06にIntel RST対応(おそらく)を謳うバージョンがアップされてるではないですか。

wup10

 

どうする?

うん、そうしよう…

てことで、またまたVISTAを別のHDDにクローン!

別のHDDと言っても、結局最初に載ってたSeagateの250GBにクローンしちゃいました。
もうなにをやってんだか(//▽//)

そんでこのAFTドライブのWD5003AZEXは後々Win7をクローンもしくはOS再インストールといきます。

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ところで、もうそろそろこのHDDも交換時期かなとか何とかいいながら引退させたはずのSeagateが返り咲くことになったわけですが、やはりシステムのクローン移動をすると、またメーラーの不具合やらなにやらが出てきます。

ところが今回は一旦メーラー起動時に初期化が行われてメッセージフォルダが再構築されただけで、カレンダーが潰れてるとかわけのわからんエラーはでませんでした。

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実はクローンシステムから起動することによる不具合は他にもひそんでいるようです。

前回はメーラーの他にWindows Updateにもつまづいてました。

wup01

 

[更新プログラムの確認(C)]をクリックしても↓

wup02

 

というウインドウが出るだけで進みません。

サービスが実行されてないのかとサービスを確認すると↓

wup03

 

しっかりサービスは開始されてるという不可思議な状態。

ところがそのときはマイクロソフトの掲示板で見かけたバッチファイルで何とか直すことができました。

net stop wuauserv
cd %systemroot%
ren SoftwareDistribution SoftwareDistributionold
net start wuauserv
net stop bits
net start bits
net stop cryptsvc
cd %systemroot%\system32
ren catroot2 catroot2old
net start cryptsvc

メモ帳で上記のコマンドを入力してファイル名をRepair.batで保存するとバッチファイルが出来ます。

wup00

 

そのファイルを右クリックして管理者として実行したあとPCを再起動したらWindows Updateが修復されました…そのときは。

でも今回はこのおまじないも効きません。

どしよ…(汗)ってことで例によって色んな単語を並べて検索。

すると何とも懐かしいブログに行きつきました。

パソコントラブル出張修理・サポート日記

今は亡き笹本さんのブログのとあるページにそのヒントがありました。

「ひどい断片化にはデフラグを」のページの最初の方にWindows Updateについて書かれてます。

Windows Updateのデータベースファイルを書き換えるとエラーがなくなったと、サラッと書かれてます(◎_◎)

wup04

 

マイコンピューターを右クリックから”管理”の中の”イベントビューア→Windowsログ→アプリケーション”に例のエラーイベントがあります。

イベントの内容にはedb.logというWindows Updateのログファイルの場所が表記されてます。

そのディレクトリを掘るとedb.chkとedb.logというデータベースフィルがありました。
多分、logファイルにはこれまでにいつ何をアップデートしたかのログが、chkはそれとサーバーとを比較してアップデートするデータベースを引き出すものなのかと勝手に推測します。

笹本さんは「このファイル名を書き換えて再起動」とサラッと書かれてますが、私はちょっと怖いのでこの二つのファイルを一旦デスクトップにコピーしてからサクッと二つのファイルを削除して再起動してみました。

wup05

 

するとこの二つのファイルは言われる通りまた作成されてます。

このままWindows Updateを起動すると↓

wup06

 

こんな感じで前回は何もなかった下の欄に情報が表示されます。

当然ログファイルは初期化されてるので日時情報はなし。

これで[更新プログラムの確認(C)]をクリックすると↓

wup07

 

サーバーと繋がり一安心です(*´Д`)=з

イベントビューアにもエラーは吐かれません。

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まあ、今回いろいろやってて思ったんですが、結局たまにはシステムメンテナンスしろってことですわ。

メンテと言ってもHDDを交換しろとかじゃなく、笹本さんが言われてるようなデフラグや使わないアプリの削除、スタートアップの見直し、場合によってはチェックディスクなど。

最近システムがおかしいなぁとか思ったらSFCによるスキャンも効果的かも↓

wup09

 

スタートメニューのアクセサリからコマンドプロンプトを右クリックして”管理者として実行”。
コマンドを”sfc /scannow”と入れてエンター。

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デフラグなんてノートンにまかせっきりで、それだけで安心してなにもメンテせずに毎日使い倒してたから、アドビアプリがビジーだったのも案外簡単に直ったのかもしれません。

現に今そのHDDでアドビも問題なく立ち上がるし、なによりもPCの起動が早くなったのには驚きです(^ε^)♪

まあサイバーリンクのアプリを徹底的にアンインストールした結果、起動が早くなったのは明らかなんですがね。

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今回は久しぶりに笹本さんのブログに助けてもらいました。

このブログに出会ったのもパソコンの不具合による検索がきっかけでしたが、あれから何年になるのでしょうか。

2010年12月7日の記事で時間が止まってるのが寂しいけど、関係者の配慮でこのブログがいまだグローバルネットを駆け巡ってたからこそ、こうしてまた助けていただけるんだなぁとつくづく感謝の気持ちでいっぱいです。

笹本さん、関係者の方々、ありがとうございますm(_ _)m

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ちなみにIntel RSTのようなストレージドライバーは、OSをインストールするときに入れる方が良いと思われます。
私はOSの再インストールができない事情があるため、泣く泣くIntel RSTを上書きインストールしています。
そのために起こる不具合も覚悟の上ですので。

 

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