5年ぶりかな、PCのシステムを入れ替えました。
電源とPCケース、グラボはそのままでシステム用のHDDをSSDに替えてウインドウズは7のプロフェッショナル64ビット。
マザーボードはインテルのH97チップが搭載されたASUS H97-PRO。
オンボードでSATA 6Gb/sポートがあるのでその性能をフルに活用できるようにSSDでシステムを組みました。
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CPUは IntelR Core? i7-4790K (8M Cache, 4.00 GHz)で、当然CPUクーラーもよく冷えるタイプにします。
メモリーはこのマザー最大搭載容量の32GBで8GBの4本刺しです。
ようやく余裕でシステムがインストールできるほどにSSDの容量が上がってきたので今回は思い切ってシステムドライブとアプリのプロジェクトなどをおくエディット用ドライブにCrucialの CT512MX100SSD1の500GBを組み込んでみました。
今までのSATAは転送速度が3Gb/sとはいえ、HDDの実質のアクセス速度がIDEに毛が生えた程度だったので、どうしてもパソコンとは遅いものという概念からは抜けられませんでした。
RAID_0を組んで初めて3Gb/sに近づくぐらいでした。
でも現在のSSDは6Gb/sをうたえば、ほぼそれに近い速度が出るのでウインドウズの起動、アプリの起動はもう激早に変貌します。
ウインドウズの起動20秒、フォトショップの起動2秒、イラストレーターの起動5秒ともうまるで今までとは別世界です。
ちなみにWindows エクスペリエンスインデックスも、普通は足を引っ張るHDDのスコアが今回は最高点となり基本スコアを上げております。
ノートPCやタブレットはもう当たり前のSSD、デスクトップももうHDD離れしていくのかもしれませんね。
しかしデータを保存するという意味ではSSDってどうなの?って思う部分はいまだにあるにはありますが、とりあえずプチフリもなく巷で言われてるLPM問題もありません。
まあ、バイオスの時点でLPMは無効になってますが。
一応転送速度を視覚的に確認するためにベンチも取ってみました。
◆ HDD 3Gb/sのベンチ↓
◆ HDD 6Gb/sのベンチ↓
HDDの場合、6Gb/s対応ドライブでも連続読み書きが実効転送速度の3分の1以下でランダムアクセスとなるとそれ以下、実際に体感速度を左右されると言われる4KランダムにおいてはもうADSL並みの速度。
NCQ(ネイティブコマンドキューイング)はもう効果がないといってもいいほどです。
◆ SSD 3Gb/sのベンチ↓
SSDの場合、マザー側が3Gb/sでも連続読み書きはほぼそれらしい速度が出て、なおかつNCQも効果が表れているようです。
◆ SSD 6Gb/sのベンチ↓
6Gb/s対応でシーケンシャル・ランダムともに500越えは無理でしたが、ほぼ6Gに近い速度と体感速度を上げる4KとNCQの効果は格段に上がりました。
NCQはシステムの起動・アプリの起動なんかには確実に貢献してるように思います。
結果的にとても満足しています。
このシステム・アプリの起動の速さを体感してしまうと、もう元には戻れないですね。
逆にこれからは職場のパソコンにイライラしそうです。
※ SSDの性質上、ノートンのデフラグは無効にしています。