1978~日本テレビ制作のベタベタ昭和の冒険活劇ドラマ、西遊記。
強烈にこの番組で西田敏行という俳優に、はまったのは間違いない。
というか、この悟空・八戒・悟浄そして三蔵の4人の掛け合い・馴れ合い・けなし合いが最高に面白かった。
西田敏行自身もこの作品で自分の今後の方向性が固まったと語っておられた。
だから後の「池中玄太80キロ」や「釣りバカ日誌」なども存分に西田節を発揮されて私らを楽しませてくれたわけである。
かといって面白路線だけではなく、大河ドラマやアウトレイジのようなドラマもこなす、俳優界きってのいぶし銀な存在です。
そして故・夏目雅子を中心にこの4人の仲の良さがドラマの中で感じられます。
ドラマってアドリブが多いほど仲良しなんだって感じます。
改めて見て、やっぱり夏目雅子って綺麗で無邪気でかわいい人だったんだなぁと思う。
亡き人であることが悔やまれます。
そんな昭和のアナログドラマのDVDをレンタル落ちで購入しました。
すでに3話まで見ましたが、それはもう非常に懐かしくて涙ものです。
映像は16mmフィルムなのでざらざらですが、それがまた心地よい安堵感。
なんとこのドラマ、16mmカメラを1カメで撮っていたらしいからまた驚き。