友人と宇宙物の映画について話をしていたとき、その映画の良否はその映画に登場する宇宙船に重力が有るか無いかでおおよそ決まってしまうという結論になった。
方法にもよるが、遠心力によって人工重力を生み出す構造は受け入れられるが、特に何の注釈も無しに普通に舩内を走り回ってるような映像はどうしても受け入れらない。
もうその時点である程度ハードルを下げた見方になってしまう。
ただしスター・トレックは別物、これも友人とは意見が一致。
あれはヒューマンドラマ、まあトレッキーだからそこん所は何とでも言えようw
で、少し前から気になっていた【PASSENGERS】を観ました。
♪ジェニファー・ローレンスはやっぱりいいね!
この映画、5000人もの人間が冬眠装置に入って新たなる居住地を目指すという前提でありながら、出演者はなんとほぼ4人。
ゴージャスな船内のセットは非の打ちどころがないというぐらいすばらしい。
人工重力は遠心力によって利用されてます、よってハードルは上昇。
ストーリーは正直言って大体察しが付く展開ではあるけど、数少ないキャストなだけにそれぞれの個性が見事にハマりこんできます。
これもどちらかというとSF的要素を盛り込んだヒューマンドラマといったところでしょうか。
だから私はこの映画を面白いと断言する。
赤いジャケットを羽織ったバーテンダーがまたいろんな意味でユニークです。
DVDを買ったなら是非とも特典映像も見るべし。
そんな映画でした。