金環日食を撮ってきました(#^-^#)
6:18から撮影を開始して、終了はほぼ9:00頃になりました。
ニコンのD7000にレンズはAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED。
NDフィルターはケンコーだと高いし、日食なんてこれが最初で最後となりそうなので、割とお手ごろ価格の富士フィルムND4.0を、ケンコーの角型マルチホルダーに合うよう型紙を作って使用してみました。
ND4.0は光量を10000分の1に減光してくれます。
一応日食時間をメモしてレンズとフィルターのセット、撮影設定も事前に見直して準備万端のつもりでしたが、やはり自然を相手にいささか甘かったかなと…
…
極端に明るいとか極端に暗いときの露出には、いまだに慣れません。
事前にテスト撮影したときは、真昼間で太陽を真ん中に撮ってみると、テレ端300㎜/ISO100/F10でシャッタースピードが640分の1秒だったので、まだ絞れる余裕はあると思ってました。
ところがどっこい、雲が出ていた加減もあるかもしれませんが、真昼間と早朝では全く光量が違いすぎました。
F8まで開放しても、シャッタースピードは最低5分の1とかになっちゃいます。
ネットで調べた露出値はF16の金環食時で500分の1秒だったけど、多分明るいレンズ、すなわち私らのようなものには手の届かない大口径レンズを使用した場合の例だったんだな…とほほ(T_T)
まあ、それでも乗りかかった船、最後(日食終了)まで撮り続けました。
というか終了間近でまたまた思わぬ誤算。
カメラの角度が厳しくなってきました。
三脚のレバーがこれ以上下がりませーん(笑)
実は今回、太陽の欠け始めから欠け終るまでをインターバル撮影してました。
設定は10秒ごとにレリーズするようにして、太陽がファインダーの上部に来るたびにその10秒間の間に太陽をファインダーの下部へ移動するという、ちょっと手間なインターバルです。
でも、なんとか最後まで太陽をファインダーに収めることはできました。
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ということで今回は撮影回数960回。
RAWファイルで総容量が14.5GBにもなりました(//▽//)
うーん、多分インターバル動画にするのはかなり根気が入りそうなので、数枚のファイルを現像して一枚に合成しておきます。
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どう見てもただの白黒画像ですが(^。^;)欠け始めと欠け終りの太陽にうっすら黒点が見えるのがわかるでしょうか。
決してローパスフィルターのゴミでないのは確かです。
事前撮影の時にもこの黒点は写ってましたので。
うん、多分そうだ、そうだと思う、そうであってほしい…