13日の夜は快晴で雲一つもないことが「GPV 気象予報」で確認できたので思い切って星空撮影に出かけてみました。
残念ながら午前1時30分には三日月とはいえかなり明るい月が昇ることは「こよみのページ」でも確認済みです。
しかしこんな良い天気と休みが巡り会うことはなかなかありません。
てことで姉貴のスペーシアを借りて急遽、小入谷へ深夜に走りました。
ん、ですが…
…
出発早々に携帯を忘れて、少しの距離でしたが取りに帰る羽目に。
あとは順調に小入谷までたどり着くことができたんですが、撮影確認用のNexus 7を持ってくるのを忘れてました。
だめですねぇ、やっぱり思いつきで行動するとこういうことが起きます。
でもまあなんとか確認しづらいカメラの液晶ビューで撮影はできました。
しかし思ってた以上に天の川方面(南東)は街の光害が多いです。
撮影枚数は500枚以上で、午前3時ごろには北から昇る月の光と僅かな雲に翻弄されつつ撮影終了です。
記念に姉貴の車と夜空を撮影して帰ることに。
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帰り道はおそらく5時前ぐらいでしょうか、来るときにやたら鹿の数が多いなとは思っていたのですが、とりあえず慎重にスピードも抑え気味でゆっくり走っていると…
いきなり右の土手下から一頭のシカが飛び出してきた!
もうブレーキを踏む間もなく「ズドン!」
同時に左にハンドルを切ったとき、大きめの石ころが自動車の下を「ガシガシ!」とかじってくれました。
「もう!なんで、目の前に出るぅ~!?」
とか思ってたら、鹿は転ぶこともなくそのまま闇夜にスタコラサッサー。
あとから心拍が「ドクンドクン」と大きく脈打ちます。
うわぁ、久々の事故ですわ。(って久々とか言うな)
スピードはかなり抑えていたので、多分鹿のダメージは少ないだろうと推測するのですが、こればっかりは診察してもらわんと分かりません。
このままこの場を去るシカないのですが、これってひき逃げ?
それとも当て逃げ?
…
暗い中一応車のフロント部分を確認してみたけど特に問題なさそう。
そのまま朽木の367号線まで下り、公衆トイレのある駐車場で改めて自動車を確認すると、ボンネットに3センチほどのエクボが!?
しかも塗装にヒビまで入ってます。
それと気になる自動車の下。
地面にへばりついて覗くと、アスファルトにオイルの滴…
なんとオイルパンにヒビが入り、マフラーのパイプにも大きな凹み。
「オーマイ、ガッテン、シカノバカ!」
と嘆きつつ、ちょっと鹿のことも心配したりする。
おそらく中型の鹿だったので、生えかけの角がボンネットに当たったんでしょう。
でもよろけることもなく、足を引きずることもなく元気に闇夜に消えていったんで、オス同士の角のぶつけ合いぐらいのダメージだったろうと思うことにする。
何よりも人間でなかったことがなによりだと改めて思う。
…
午前6時、駐車場からJAFに連絡。
ウン十年前から入ってるJAFですが、助けてもらうのは初めてです。
車は動きますが、多分この調子だとオイルが枯れてエンジンが焼付くでしょう。
朝早くから駆けつけてくれたJAFのお兄さんは「うん、動かさなくて賢明です」と言ってくれて少し安心。
ただレッカーしてもらう距離が増えるので、その分大きな出費です。
15キロまでは無料ですがそれ以上は1キロごとに720円が加算されます。
指定工場までの総距離45キロなので30キロx720円と琵琶湖大橋通行料300円とで21900円です。
JAFの兄さんは修理にも長けてるので、大体の予想見積の話を聞くと多く見積もって20万ってとこでしょうとのこと。
やはりプロです、指定工場での正式見積も最悪20万近くかかる可能性があるとの答えでした。
最悪というのは、エキゾーストマニホールドが歪んでいればということ。
見た目には問題なくとも、マフラーを交換してみないとわからない。
…
どうか、マニホールドが助かるようにと手を合わせて帰りましたとさ。
※追伸
シカの頭数も多いことながら、雪解けの影響で山の斜面が崩れて大き目の石が散乱してるので、行かれる方はご注意を。