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念願の鳥取 三徳山編

投稿日:2018年8月18日 更新日:

今回は写真が多いのでページ読み込みに時間がかかるかもしれません。

あしからず。

三徳山三佛寺 国宝投入堂 | 中国観音霊場第三十一番札所
伯耆観音霊場第二十九番札所 2006年開山1300年

鳥取県は三徳山の三仏寺(WiKipedia)へ行ってきました。

あまり神社仏閣には興味がない私ですが、ここの投入堂だけはこの目で見ておきたかった。

なので本堂へは行ってません…m(_ _)mあかんやん;

ということでいきなり投入堂目指して修行登山!

本堂までの拝観料を入り口で支払い、登山口にて服装点検をしていただき入山料を支払います。

参拝タスキを受け取り出発です。

途中の鐘楼(しょうろう・釣鐘)までは、ほとんどこんな傾斜になります。

登山と言えども、修行のための参拝道なので登山用の杖などは持ち込み禁止です。

自然をいたわりつつ、己の体一つで登ります。

ほとんどこんな根っこがむき出しの足場ですが、ガレ場もあれば滑りやすい岩場もあれば土もあります。

参拝客が多いと混雑するので所々上り下りにコースが分かれます。

そのうちありえない場所に物々しい骨組みが見えてきます。

ものすごい傾斜の岩場に文殊堂が現れました。

ここは靴を脱いでグルリと一回りできます。

山麓の風を浴びて一休み。

とは言っても絶対に寝てしまってはダメよ。

場合によっては本当に目覚められないことになるかも;

まさにチンサム景観。

そうこうしているうちにようやく鐘楼(釣鐘)までやってきました。

合掌➡鐘ひとつき➡合掌

それではありがたく撞かせていただきます。

「ごぉ~ん・・・」

参拝する人の数だけ山々に鐘の音が響き渡ります。

さてさて、鐘の音に心癒されながらここは牛の背・馬の背。

左右は結構な断崖です。

気を緩めずに足を踏みしめ進みます。

なぁぬぅ~!?

こんな岩場にお堂が建ってます。

これは観音堂。

どうやってここまで建築資材を運んで建てられたのか感慨深い気持ちにはせます。

実際、先ほどの釣鐘もどうしてここまで運ばれたのかいまだわかっていないとのこと。

さて、この観音堂を過ぎるとすぐそこに目的の投入堂がお目見えします。

大きくせり出した岩場の下にそれは存在しています。

長さの違う支柱を見れば、この場に建てることの困難さは確か。

ここにお堂を完成させること自体が究極の修行だったのではないでしょうか。

この下は絶壁に近い状態ですが、このお堂に入るには床下をくぐって裏側から登るそうです。

過去にそこに行くまでに滑落事故にあわれたことがあって、もう滑落とはそのまま死を意味します。

それほど絶壁です。

当然現在ではお堂に入ることはおろか、その近くにまでも行くことはできません。

この斜め下から眺めるのが精いっぱいです。

ほぼ8年前から行ってみたいと思っていた投入堂。

やっと念願かないました。

入山には最低二人以上でないと許可が出ません。

今回はたまたま友人が行ってみようと声をかけてくれたのでよかった。

2016年10月21日の鳥取中部地震の影響で、若干登山ルートが変更されています。

原因は崩落です。

文殊堂の足場が結構崩れていました。

にしても建物は大丈夫だったのだろうか。

つくづく日本の建造物の丈夫さ、美しさに感動です。

 

境港編はコチラ

番外編、投入堂に色を塗ってみた

 

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