午前4時、朽木の小入谷峠道の入り口へ到着。
なにやら「土砂崩れのため通り抜けできません」との看板が目に留まる。
暗闇の中、なんだか物騒な文言に進むべきかどうか、ほんの数秒間考えたのち行けるところまで行ってみようと車を走らせます。
それにしても本当に真っ暗です。
真っ暗な峠道を車のライトだけが頼りで登ります。
”雲海”の撮影ポイントで一人ビクビクしながらカメラをセットすることを想像しながら走ってると、なんと絶景ポイントにはすでに数台の自動車とカメラが並んでるではありませんか。
「こりゃ絶景ポイントは諦めるしかないわ…」
確か頂上手前にも撮影ポイントがあったような記憶があるので、そこを目指すことにします。
そこは絶景ポイントに比べると山の臨場感にかけるというか、雲海が出たとしてもかなり遠めの景色になります。
案の定誰もいません(^。^;)
あれだけの人を見たので少し安心したというか、暗闇に一人でカメラセッティングをしてても平気になってます。
「しかし、みんな早いね。いつから来てるんだろう。」
そんなことを思いながらファインダーを覗いてると2台3台と車が登ってきて「ココいいですか?」と雲海ファインが来られました。
皆さんも口をつく言葉は「みんな早いなぁ」って(^_^;)
…
しかし今回の雲海初狙いは見事に撃沈でした。
空は曇り北風は少し強く雲海は出ず、太陽さえも見えませんでした。
来ておられる方曰く、雲海を照らす太陽の光が絶妙とのこと。
うん~、撮ってみたい!
午前7時ごろには皆さんもお帰りになられ、例のごとくタイムラプス撮影をしてる私は一人シャッター回数を消化するのを待ちます。
帰りに誰もいない絶景ポイントに寄ってみました。
本来ならこの谷間に雲の海がなだれ込んでくるんですね。
そろそろ紅葉も見ごろとなりつつあります。
この小入谷は見どころも結構あります。
かやぶきの家や悠然と並ぶ木々にこもれる日の光。
谷を流れる川は透き通ってすごくきれいです。
許されるなら1日中歩き回ってみるのもいいかもしれません。
しかし週一回のタイミングでは雲海に出会うチャンスは難しいかもしれませんね。
しかも紅葉はどんどん進むし。
こうなったら仕事前に走る覚悟で行くしかないのかな。
※追記:雲海撮影に成功しました→雲海の写真撮ったどぉ~
…
てことで話は変わって最近ちょっと面白いものを買いました。
JOBYのゴリラポッド。
最初これが出てきたときは正直「なんじゃこりゃ!?」って感じでしたが、意外にも扱い方次第ではとても使える三脚になります。
私が買ったのはSLR-ZOOMに最初から自由雲台がついたタイプで、耐荷重は3㎏。
NikonのD7000に標準ズームぐらいなら何とか使えそうです。
コンデジなら余裕で使えるので、例えば↓
こんな感じで結構いろんなところに固定できます。
自由雲台は正直一眼レフを載せるには頼りなさげですが、一応クイックシューには水準器もついてます。
クイックシューがプラスチック製で着脱も簡単すぎて、あまり重いカメラを載せてストレスチックな使い方だと心配ですが、本域で一眼を載せるなら自由雲台を交換することもできます。
山歩きなんかに持っていくにはいいかもしれません。
ある程度折りたたむことができるので、バッグに入れやすいです。
まあ自分的にはコンデジ専用、いざという時デジ一にもって感じです。