「らいあん、がんだぁー!」ってまるで妖怪人間ベムの魔術みたいな名前。
ライアン・ガンダー ―この翼は飛ぶためのものではない展覧会 | NMAO:国立国際美術館
何故か私に似つかわしくない美術館とやらに行ってきました。
ライアン・ガンダーとは何ぞやはリンク先で見てもらうとして、私にとっては分かりそうで分らない芸術作品の展覧会です。
一つの作品の前でじっと瞑想されてる方もおりましたが、多分それぐらいの勢いで立ち向かわないとこの作品の本質に行きつかないのかもしれません。
とにかく「えっ!?」っていうものが作品。
ぼーっと見ていたら見逃してしまうことばかり。
あっ、これもそうなの…
壁・天井・床、はたまた壁の向こう。
壁に穴が開いてますやん。
壁の向こうには矢がささってますやん、しかも大量に。
さあどうする?どう感じた?言ってみろ!と問われてる気分。
矢じりは本当に床に刺さっております。
枠の向こうには延々と物が流れてゆきます。
本であったりスーツケースであったり、壊れたなにやらであったり。
「一つとして同じものが流れないよぉ」と手前にどっしりと椅子に座った女性がつぶやいてます。
確かにそれは気になる。
会場の真ん中にゴミ発見。
「いいえ、これも作品なんです、どうぞ想像をめぐらせてください。」と、係の人。
私はこのゴミを拾って手渡された本の1ページを破り「クシャクシャ、ポイッ!」
はい、これも作品なんです。
分るかなぁ~、わかんねぇだろうなぁ~、俺にもわかんねぇ…
分らないからって誰だよ壁にあたってるのは。
…って、ハイハイこれも作品なんです。
想像力豊かな方は行ってみてはいかがでしょう。
と思ったら、大阪は昨日の7月2日で終わりでしたm(_ _)m
※写真はすべてiPhoneにて撮影。