PHOTO ぶらり旅

もうそろそろ雲海シーズン

投稿日:2014年9月29日 更新日:

先週の土曜日、翌日は仕事だというのに星空撮影に行きました。

昨年はなんとか小入谷の雲海撮影に成功しましたが、今年はどこにも写真撮影に行ってなかった、いや行けなかった。

であるからして天気は快晴、月齢は新月終わる頃で月没が19:27のこの星空撮影に絶好の日に、明日のことはなるようになれって感じで小入峠の天辺まで走りました。

時期的にもまだ雲海シーズンでもないので小入峠の頂上は、獣の声はすれどもホモサピエンスはやはり私一人です。

怖いです。

不気味です。

何者かが威嚇する遠吠えには未だに慣れられません。

でもそんな中何とか星空撮影にチャレンジしました。

思ってたより意外と山際に光害が多く見受けられます。

ホモサピエンスの生産するエネルギーを甘く見ちゃぁいけませんね。

それと9月後半の星空には天の川(銀河)の中心がありません。

やはり天の川を撮るなら6月から7月ぐらいがいいのでしょうね。

前回に岐阜で試した露出から思い切ってISO感度とシャッター速度を変えてみることにしました。

カメラ:D7000 レンズ:トキナー12-24/F4の12㎜端
ISO感度:5000 シャッター速度:15秒 絞り解放

 

rp_5000_15off_3eaff4ec17d240168bf71879.jpg

山の天気は変わりやすく雲がちらほらと。

たまたまランタンを付けたまま撮影してしまったのがこれ↓

5000_15on

 

微妙に空が反応してますね。

空気分子、それとも水蒸気か何かに反射してしまうんでしょうか。

ランタンOFFのときの部分拡大100パーセント表示↓

5000non

 

ランタンONのときの部分拡大100パーセント表示↓

5000light

 

明らかに空の色が違います。

それにしても高感度ノイズがドイヒーです。

↓ISO感度:3200 シャッター速度:20秒 絞り解放

3200_20off

 

ISO感度を下げてシャッター速度を上げてみました。

そしてまたランタンつけっぱの撮影↓

3200_20on

 

今度はあまり空の色の違いが判りません。

でも同じく拡大してみます。

ランタンOFFのときの部分拡大100パーセント表示↓

3200non

 

ランタンONのときの部分拡大100パーセント表示↓

3200light

 

空の明るさはあまり変わらないようです。

ISO感度で光害反応が変わるのでしょうか。

それよりSS20秒でもそんなに星は流れてないみたいです。

この際、感度を下げてSSをもう少し上げてみてもいいかな。

今後の課題です。

ところでこの峠で獣以外は私一人だと云ってましたが、インターバル撮影が100枚を超える頃、一台の自動車が登ってこられました。

私と同じく今日のこの日を狙って星空撮影に来られました。

「ヘッドライトが邪魔してごめんなさい」と謝っておられましたが、こればっかりはどうしようもないし「ライトを消して来い」なんて無茶な道理もないし、お互い様でいいのではないかと思います。

それよりキチンと謝っておられることの方が同じ撮影仲間として気持ちのいいものです。

たまに、ヘッドライトをつけたまま停車するような人もいたり、わざわざ懐中電灯をこちらに向けたりする無神経なアンポンタンもいますからね。

さて、その来られた方と話をしていると、この星空撮影に興味を持ったきっかけは、とある場所で驚くほどきれいな星空を見てからだそうです。

私も長野県の夏の白馬で降り注ぐような天の川を見てからでした。

やっぱりきっかけってそんなものなんですよね。

あの時の感動を自分なりに表現したいと試行錯誤する。

そんな同じ思いを持つ人に出会えてうれしかったです。

名前を教えてもらい、是非Facebookをと勧められました。

帰ってFacebookのページを眺めましたが、やっぱりごめんなさい…

どうしても登録に踏み切れません、この手のSNSは。

アカンタレだなぁ…(|||_|||)

 

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