こんなことふつう思い出したりしないんでしょうけど、パソコンという機器に出会ってからこれまでなんというマザーボードを利用してきたのか列挙してみた。
正直、これまでに乗り換えた自動車とかなら次々と思い浮かぶかもしれませんが、さすがにマザーボードは何だったかと問われるとそう簡単には出てこない。
だから当時に作ってたホームページを見直して調べてみました。
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パソコンとの出会いはそもそも2000年問題でちょっと騒がれた、まさに2000年です。
それまでは全くではなかったけど、そんなに興味もなかったですね。
ただ、これからはパソコンがなければ仕事ができなくなるとまで言われて、なんとなく始めたのがきっかけでした。
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その初めてのマイPCがソニーのバイオでした。
SONY(ASUS MEW-AV) VAIO PCV* (Intel 810)
型番は忘れたけど、チップセットが”i810”っていうもので、初めてGPUがチップセットに組み込まれたというものでした。
15インチのフラットブラウン管モニターは当時としてはそれなりに綺麗だったのかな、あまりよく覚えていないけどやたらAVI動画が固まったのだけは覚えてる。
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わずか一か月で2台目のPCに乗り換え、それがイイヤマの”M500JS4”。
Iiyama(GA-6WMMC7) M500JS4 (Intel 810)
バイオは8万円ぐらいで買い取っていただき、ほぼ同じスペックのイイヤマのパソコンを購入。
同スペックとはいっても、モニターがイイヤマの17インチフラットダイヤモンドディスプレイ、なんかそんな名前。
このモニターは綺麗でしたね、それにデスクトップが広くなったのはうれしかった。
このPCでOSをWindows 2000に換えて、Win98のようにシステムが固まらないことに感動しました。
マザーはギガバイトのマザーでイイヤマ仕様に改変されていたため、PCIのグラフィックボードを積むことができずに悩んだことを覚えています。
思えばパソコンのことをいろいろと教えてくれたPCでした。
CPU・メモリー・HDD・グラフィック性能・etc.
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そんなハード面に心をくすぐられてわずか3か月で自作PCの泥沼入り。
ASUS Tek → CUSL2 (Intel 815E)
もうオンボードグラフィックなんてやだ!ってことで初めてマザーボード・CPU・メモリー・HDD・電源・PCケース、そしてグラフィックボードを揃えて自作しました。
この時のGPUは確かマトロックスというメーカーのものでした。
2Dグラフィックに長けているということで、仕事には十分な性能のものでした。
このマザーでより一層PCデバイスに興味を持ちました。
しかしこれ以降さすがにPCの変更頻度は下がりましたね。
一枚のマザーでとことんパーツのアップグレードができるし、それよりマザーから入れ替えることの苦労を考えるとそう簡単には乗り換えできません。
でもこのマザーは格段に私のPCスキルを向上させてくれた一枚です。
…PCスキルって言ってもマニアが素通りする程度です(*v_v*)zzZ
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やはり気になる他のメーカー。
GIGABYTE → 8PE667 ULTRA2 (Intel 845PE)
やたら機能がてんこ盛りのこのマザーは前マザーをひとしきり堪能してからの導入です。
いや、正直そんなにこの845PEというチップの機能を理解しているわけでもなかったと思います。
2003年ごろだと思いますが、このマザーにはすでにSATAが載っていたんですね、ただ当時ではそれに対応するデバイスがまだなかったような気がします。
グラボはカノープスでGPUはnVIDIAの”GeForce3 Ti 500”。
これ以降GPUはnVIDIA一辺倒になりました。
何気にチップセットはインテル一辺倒。
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ギガを使いながら、店頭で見たやたら安いマザーでまたも組み換え。
ASUS Tek → P4PE-X (Intel 845PE)
何でだろう~、、、って感じなんですがなぜか同じチップセットのマザーでメインPCを組み替えてます。
多分、またASUSが欲しくなったんでしょう。
で、GIGAはセカンドPC扱い;
このころオンラインゲームにちょっとハマってたような気がします。
だから仕事とゲームと使い分けていたと思います。
深夜に友達とゲームをしながらもう一台で音声チャットしてた記憶が。
FPSゲームが面白かった。
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セカンドPCという体制を保ちつつ次は865PE。
ASUS Tek P4P800-E DX (Intel 865PE)
これ以降マザーボードはASUS Tekばかりです。
GIGAのノースチップの冷却ファンがやたらうるさかったので、それ以降静音PCを目指すべく自作しております。
ですからCPUのリテールファンは使ったことがありません。
無駄になるからCPUだけ販売してほしいと思うのは私だけでしょうか。
んで、このマザーはつい最近まで職場でWindows 7 Homeを乗っけて稼働しておりました。
ものものしくパラレルATA端子が付いておりますが、DVDドライブ以外はシリアルATA接続しておりました。
これが2004年頃の製品なのでほぼ10年近く使っているんですね。
AGPスロットのグラボも品薄で、最近のYoutubeの動画再生にも追いつかなくなりました。
メイン→職場→職場セカンドと使いまわし続けたのでもういいでしょ。
長年ご苦労様ということで先日破棄いたしました。
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次のPCまではだいぶ年月がたっております。
ASUS Tek → P5K-E (Intel P35)
インテルの900シリーズは完全に素通りしてのP35マザーです。
それだけ845・865が安定していた、もしくはWindows XPが安定していたということかもしれません。
基盤自体が放熱するという特徴を持つ黒いマザーです。
バックパネルにはeSATAポートがありますが、一度も使ったことがありませんが、使えば便利だったのかもしれませんね。
いろんな意味で自作PCって常にオーバースペックなのかもしれません。
逆に、だからいつまでも使えるというメリットもあるかも。
そしてこのころから基盤自体がなんか格好よくなってきました。
見た目なんて意味もないんですけど…
難点は大型のグラフィックボードを積むとSATAポートと干渉あり。
このマザーは今もWindows 7 Home 32bitを走らせて使用中です。
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なんともカラフルなこのマザーボードには、USBに地雷あり。
ASUS Tek → P7P55D (Intel P55)
マニアに目を引かせるためでしょうか、無駄に格好いい。
各所ヒートシンクがブルーアンドシルバー。
パラレルATAポートもいまだ健在。
出て間もなく購入することが多いのですが、それだけに地雷付であることもあります。
バックパネルのUSB2.0の同列ポートに1.1と2.0規格のデバイスを混同するとシステムがバグるという不具合。
これはハード面でのバグなのでバイオス対応出来ず、規格違いを同列につながないという対処しかありません、おそらく。
このマザーで根付いた理念は、USBは極力つながない。
それ以外は問題なく、つい最近まで自宅でWindows 7 Ultimate 64bitで稼働し、DAWや動画のエンコードなどハイストレスな作業を主にしていました。
このマザーは現在、職場のメインPCとして同OSにて稼働中。
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そして自宅のメインPCとして只今稼働中のマザー。
ASUS Tek → H97-PRO (Intel H97)
動画のエンコードに不満を覚え、突然新システムを組むことに。
職場のP5K-EのVISTAが不調だったので、自宅のP7P55DとWin7を職場に導入したかったというのが本当の理由で、これを自宅に導入しました。
そしてついにシステムをSSDに構築。
ストレージアクセスを速くして、エンコードとDAWが楽になればと思いつつ未だ試せてません。
ところで、今回改めて最近のマザーを調べていて驚いたのは、昔はチップセットが受け持っていたオンボードグラフィックの機能をCPUに内蔵したということ。
なんか正直あまり意味が分かっていません。
グラフィックメモリーはシステムメモリーを共有するらしい。
うーん、普通に考えてもCPUとメモリーがもったいないような。
でも、いざグラボが壊れた時の回避策としては有効です、とはいえグラボが壊れるなんてことは今まで皆無でしたが。
とりあえずこれで当分はパソコンの組み替えはないでしょう、いや、ないことを祈る。
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以上でPCを触りだしてこれまでのマザーボードとの出会いは9個でした。
改めて調べ直してこんなにたくさん組んでいたことに驚いてます。
実はこのほかにサーバーのマザーも組んでいます。
Intel → D510MO (Intel D510)
このマザーはCPUが合体してる?マザー自体がCPU?っていう、基本的に小型パソコン用のマザーです。
自宅サーバーとしてかれこれ4年間、365日無停止で稼働し続けています。
たまには停止して内部の掃除でもしなくちゃいけませんね。
ということで10個!